カトマンズに着いた日、旅行会社で
「明日実家に帰るガイドについていって田舎のティハールを見てくればどうだ?」
という話をもらい、おもしろそうだったので話に乗ってみました。
翌日の朝7時、バスに乗ってカトマンズの北西、ゴルカの近くの山村に向かいます。
バスといってもこんなマイクロバスですが。
このバスで3時間ほど西に向かった後、
バスを乗り換えて北に。
しかしこの日は皆がティハールのために自分の村に帰る日。
バスがいっぱいでなかなか乗ることができません。
結局席は取れずに屋上に乗ることになりました。
さっきまでは舗装された道でしたが
今度はむき出しの地面、かつ山道。
子供がブランコで遊んでるようなところを走ります。
すでにこのような山深い場所。
山の斜面にそって走り、山をいくつも越えて行きます。
バスの屋上でひどい揺れに振り落とされないよう踏ん張ること4時間。
ようやくバスを降ります。
しかし降りた場所は山中。
ここからさらに徒歩で1時間半程度歩いた先に
ガイドさんの実家はあるのです。
途中、このような橋なども渡って行きます。
ちなみにこの川がずっと下流に流れていくと、
ガンジス川になるのだそうです。
村近くの様子。絶景ですが
日本の山奥でも見れそうな気はしないでもないです。
ようやっとガイドさんの村に到着。
畑の間にまばらに家があるという感じです。
村には電力は来ておらず、
唯一ガイドさんの家だけがミニソーラーシステムを持っていて
電灯はつけることができるらしい。
聞けばネパールでは国民の7割くらいはこのような山間部で生活しているとのこと。
こちらがガイドさんとそのご実家の一部。
右側に母屋のような家もあります。
お父さんが学校の先生だそうで、村の名士のようです。
敷地も畑も大きいです。
左すみのタオルがキティちゃんというのもポイントです。
恐るべしグローバル化。。
当然料理は毎回薪を使います。
夕食にネパールカレーを頂きました。
写真を撮っておけばよかったんですが、
手で食べることに気をとられてすっかり忘れてました。
ちなみに明かりも何もないので
夜は満天の星空です。流れ星もみました。
写真にとれないのが残念。。
明日は(ガイドさん曰く)ティハールで一番大事なバイティカの日。
姉が弟に一年の幸運を祈って額に特別なティカをつけるのだそうな。
2008年11月7日